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2.多国籍の学生や地元の人々との交流を通じて
学校紹介・教育方針
設立への思い
本校は青森県初となる法務省認可の日本語教育機関です。様々な国や地域から優秀な学生を迎えることが青森の発展につながると期待しています。将来の町のあり方を考えるとき、多文化共生社会をこの青森でどう実現していくのかは、身近で大きな課題の一つです。 県内初という責任を全うしながら、地域の生活者として市民と学生が時間を共有し、学び合う機会を用意します。今ここでしか得られないかけがえのない経験が、学生を大きく成長させます。共にこの場所で暮らした学生たちが、「青森から世界へ」活躍できるよう多くの仲間とともに新しい学校を運営してまいります。
あおもり日本語学園 理事長 古川 崇 |
「青森から世界へ」
日本と母国をつなぐ人材に
言葉には人々をより深い理解へと導く力があります。 私たちは、相手の気持ちを細やかな感性でとらえ、自分の考えをなめらかに伝える日本語力を養います。 多様な文化や異なる価値観を尊重し、受容できる学生を育てます。本学で学んだ学生たちが自分と家族の願いをかなえ、日本と母国とを有益な関係で結ぶ人材へと成長し、国々と地域の互恵関係を実現する一助となること、これが本校の理念です。
校長 澤井 登史朗 |
あおもり日本語学園の教育
日本語を勉強するための学校ではありません。人材を育てる学校です。青森だからできる教育を目指しています。
1.当校が育てる外国人材、四つの要素
自主自立そして自律
- ・自分の判断と意志で行動できる人
- ・自己管理ができる人
誠実
- ・うそをつかない、自分にも他人にも誠実な人
自他の尊重、他者との協調
- ・自分も他人も大切にできる人
高水準の日本語力
- ・大学の講義やゼミに対応できる日本語力
- ・自他の相互理解が上手に図れる運用力
2.多国籍の学生や地元の人々との交流を通じて
人を知り、人を学ぶ。
- ・学生は多国籍。クラスや寮での生活が日本を含む様々な文化や価値観との共生を学ぶ場です。
- ・小学生や高校生から社会人に至るまで、地元のさまざまな人々との交流する機会が豊富にあります。地元の人々と共にある学校ならではの経験です。
- ・アルバイトも学びの場。合法で学業に支障がなければ、アルバイトは仕事の厳しさや日本の人々の働きぶりが直に学べる貴重な機会だと考えています。
3.日本の風土、民俗、文化、習慣を知る。
- ・日本の四季の美しさと厳しさとそこに生きる人々の生活がわかります。
- ・有名な青森市の「青森ねぶた祭」に毎年参加。正月や七夕など日本の年中行事が体験できます。
- ・日本の生活習慣や生活感覚を生活指導を通じて教えます。放課後は教室からトイレまでみんなで掃除をしています。
4.短期間で高水準の日本語力を身につける
- ・発音、漢字、文字の表記と初級文法の運用力を大事にしています。
- ・入学後7か月でJLPTのN3、次の試験でN2、2年コースはN1に合格できるカリキュラムです。
- ・2年目には新聞その他のニュースをもとに、社会問題をテーマにした話ができるようになります。
- ・卒業時には外部の会場で校内外の人々を前にして、流暢にそして堂々とプレゼンテーションができるようにします。